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川崎河川漁業協同組合 中原地区公式サイト

アユinformation

アユについて



キュウリウオ目 Osmeriformes
キュウリウオ亜目 Osmeroidei
キュウリウオ上科 Osmeroidea
アユ科 Plecoglossidae
アユ属 Plecoglossus
アユ P. altivelis
アユ P. a. altivelis

アユ(鮎、香魚、年魚、Plecoglossus altivelis altivelis )は、サケ目・アユ科に分類される魚。
川と海を回遊する魚で、日本では代表的な川釣りの対象魚であり、重要な食用魚でもある。
清流を象徴する魚と指定する行政等も多いが、かなりの汚れでも生息可能である。
春に河川へ遡上すると、プランクトンから石に付着した珪藻類を捕食するようになる、この頃から成長が早くなる。
秋水温が16度〜18度付近で産卵すると、親魚はは死んでしまう、このことにより鮎は年魚とも呼ばれる。
産卵後は約10日程で、孵化すると順次海へと降海して来年の春を海で待つ。
稚魚期を海で過ごし小動物を捕食するアユ( Plecoglossus altivelis altivelis )は、琵琶湖産コアユと区別するため、
海産アユとも呼ばれる。琵琶湖に生息するアユは、オオアユと遺伝的に異なる様だ、しかし、正式な亜種としては分類されていない。
日本本土産の海産アユからの別離は10 万年前と推定されている、生態的にも特殊で、仔稚魚期に海には下らず、琵琶湖を海の代わりとして利用している。
琵琶湖の流入河川へ遡上し、他地域のアユのように大きく成長するもの(オオアユ)と、湖内にとどまり大きく成長しないもの(コアユ)が存在する。
従来、オオアユとコアユの「両者間での遺伝的な差は無い」とされていたが、「亜種として隔離の兆候が出ている」とする研究結果もある、
これは、サクラマスとビワマスの違いとも類似する。
河川に遡上しないコアユは、餌としてミジンコ類を主に捕食する。
同じ琵琶湖に生息するビワマスでは海水耐性が発達せず降海後に死滅することが報告されているが、コアユにおいても海水耐性が失われている可能性が示唆されている。また、海産アユとの交雑個体も降海後に死滅していることが示唆されている。
産卵数は 海産アユより多く、他地域のアユと比べ縄張り意識が強いとされている。そのため友釣りには好都合で、全国各地の河川に放流されてきたが、琵琶湖産種苗の仔アユ或いは交配稚魚は海に下っても翌年遡上しない事が強く示唆されており、天然海産アユとの交配により子の海水耐性が失われ死滅することによる資源減少が懸念されている。

かつてはキュウリウオ科としてワカサギと同じ分類され、アユ科 Plecoglossidae とされたこともあったが、キュウリウオ科の下に単型のアユ亜科 Plecoglossinae を置く分類を提唱した。
ミトコンドリア遺伝子に対する分子系統解析では、キュウリウオ科で最も早く分岐した種であることが示されている


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